イチョウの大木伐採|枝数に苦戦!



イチョウの木は北海道でも大きく育ちます。

北海道大学札幌キャンバスのイチョウ並木は観光スポットとしても有名ですね。

秋には美しい黄葉を楽しめます。



今回は個人宅様のイチョウの木を伐採した様子をご紹介します。

非常に枝数が多く茂り、家屋や電線が近いためにかなり苦労した現場でした。


ご依頼内容


今回のイチョウの木は、イチョウの本来の性質がよくわかる姿をしていました。

落葉しますが分類的には針葉樹で、雄の木と雌の木があるというちょっと変わった特徴を持つイチョウ。


街路樹として植えられる際には毎年剪定がされ、スリムな姿に整えられていますが、本来のイチョウの木は大きく枝を広げ、高さは30mから40m、直径は5mになることもあります。



この木の高さは20m弱ですが根元からのひこばえもそのまま育ち、株立ち状になっていました。生命力の強さが伺えますね。

主幹からの枝も非常に多く入り組んでいます。

葉が展開する前の時期の作業でしたが、葉が茂ると相当迫力があるのではないでしょうか。


典型的な円すい型のイチョウの枝ぶり。ただ老化枝がいくらか折れたりしだれたりしていて、かなりの年季を感じさせます。この木を根元まで伐採していきます。


住宅に接近した位置で成長しており、すぐ前には用水路と電柱、細い生活道路があります。向かい側は住宅街となっているため、足元のわずかなスペースに枝を下ろしていかなくてはなりません。


作業の工夫

こちらはたびたび依頼をくださる小樽の建設会社さまを通してのお仕事。

小樽・関建設さまとの以前の現場の様子はこちら★


関建設さまからはいつもやりごたえのある案件をいただき、空師ならではの技術を生かせる現場で毎回チャレンジさせてもらっています。


このたびは、道路側の半分は高所作業車を使うほうが安全と判断し、日を分けて作業することにしました。


イチョウの枝数に苦戦

初日は電線や用水路との絡みがない側の枝を切り、イチョウの木はこんな姿に。

この日のメンバーYさんによるメモからは弊社の空師三浦がイチョウの大木に翻弄される様子が伝わってきます。


:::Yさんメモ:::

見積もりは関さんが写真を送ってくれて行なったので、この日に現地に初めて来て現物を見る。

かなりの枝ぶりで手間がかかりそう…


さらに下に用水路が流れており、用水路の上に細いが電線も走っているため、こちら側は高所作業車で作業した方が良いとの判断でまずは反対側から取り掛かることに。


枝の数に翻弄されながら、少しずつ、確実に枝を落としながら上へと昇っていく三浦氏。

「イチョウの枝はナメたらダメだ…」(三浦後日談)と言うほど枝、枝、枝…。



施主様の家も近く、落とす場所も注意しながら着実に作業を進めていく。

ポーターラップを使用しながら枝をロープで降ろし、下で刻んで集積場所へ運ぶ、を繰り返す。(抜粋・ここまで)


作業2日目は、残りの部分を高所作業車を使って慎重に伐りすすめました。


ただ、今回の12mの高所作業車で届く高さには限界があります。

後半は空師と高所作業車からの高枝手鋸とで両側からアプローチして伐っていきました。


作業終了



施主様のご希望により、2mほどのところで芯止めし終了。

実はこのとき、なんと幹に釘が打ち込まれていたことに気づかずチェーンソーの刃が破損するトラブルがありました。

いつ打ち込まれた釘か、施主様も記憶にないとのこと、先代が何かの用途で幹に釘を刺して活用していたのかもしれませんね。

このイチョウの大木の歴史が垣間見えた出来事でもあります。





伐採後の大量の枝。

イチョウの木は材木にするときれいなクリーム色でなめらかな木肌となり、まな板や将棋盤等に加工するのに向いています。


ただイチョウは水分が多く樹皮が厚いため燃えにくい性質があるので、薪にするにはしばらく期間が必要かもしれません。

この度はこちらのお宅の敷地内に整理して積み上げ、作業完了です。



<空師三浦のひとこと>

非常に枝の発生が多いイチョウ、今回は大変な作業となりましたが、施主様も奥様もすっきりしたと喜んでくださり、格闘したかいがありました。


またご近所の方も敷地内にイチョウがあるので枝打ちをしたいと声をかけてくださいました。作業を見ていてくださったようで、早速見積もりに伺ってきました。


関建設の関社長も養生などの段取りや整理を手伝ってくださったおかげでスムーズに進めることができました。いつもありがとうございます。




イチョウは庭木に向いていない


イチョウは根が深く張るので台風でめくれ上がるということはほとんどありません。病害虫もあまりつかず、寒さにも強い丈夫な木です。

ただ枝数が多く強風で枝が落ちたり、落ち葉の始末が大変であることや、家の側にあると家の土台にもぐりこむ可能性もあるため、庭木としては向いていません。




また、雌株の場合に実の銀杏が付きます。銀杏の種は美味しいですが、表皮がオレンジ色に熟すと悪臭を放つことで有名です。

この実にはウルシのウルシオールと似たかぶれを引き起こす成分が含まれています。

敏感な人はイチョウの木や葉に触れただけでも炎症が起きることがありますので注意が必要。


イチョウの枝打ち・伐採のお手伝いいたします

しかし広い敷地内であれば定期的に枝張りの制限などをして、毎年美しいイチョウの黄葉を楽しむことも可能です。

10m越えの大木になったイチョウの木の枝打ち等は空師がお手伝いできますので、ぜひお声掛けください。


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