ツタを放置すると木はどうなる?北海道で特に注意したい倒木・枯死のリスク
- sono
- 4 日前
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北海道の特殊伐採業者「TREESERVICE 空師.ngo」(ツリーサービス ソラシンゴ)です。主に10m以上の高木・大木の伐採をお引き受けしています。

この記事では前回に引き続き、蔦が絡んだ木を放置するリスクについて解説します。
北海道では、庭木や敷地内の木にツタが絡んでいても、「冬は成長しないから大丈夫だろう」「毎年見ているけど問題なかった」と、そのまま放置されているケースが少なくありません。
しかし、北海道の厳しい自然条件は、ツタが絡んだ木にとって大きな負担になります。ここでは、現場で特に多い3つのリスクを解説します。

リスク① 弱った木が強風・暴風雪に耐えられない
ツタが絡んだ木は、葉や枝が覆われて光合成が妨げられ、徐々に体力を落としていきます。さらに、ツタの重みで枝や幹に常に負荷がかかった状態になります。
この状態で北海道特有の強風や低気圧、春先の突風を受けると、本来なら耐えられたはずの木でも、枝折れや幹の破損が起きやすくなります。
特に住宅地では、雪解け後に一気にトラブルが表面化することが多く、注意が必要です。
リスク② 雪と湿気で腐朽が進みやすい
北海道では、ツタが絡んだ幹に雪が張り付き、そのまま長期間湿った状態になることがあります。ツタがあることで風通しが悪くなり、幹が乾きにくくなるためです。
この環境は、木材腐朽菌や害虫被害が進行しやすく、外から見ると問題なさそうでも、内部が弱っているケースが少なくありません。
現場では、ツタを除去したあとに「思った以上に幹が傷んでいた」という状況に直面することもあります。
リスク③ 雪解け時期の倒木・落枝による被害
木が弱った状態で冬を越すと、雪解け時期にリスクが高まります。雪の重みから解放された反動や、地盤の緩みが重なることで、倒木や大きな枝の落下が起きやすくなります。
家屋・物置・カーポート、道路に面した木では、思わぬ事故や近隣トラブルにつながる可能性もあります。
北海道では「冬を越したから安心」ではなく、春先こそ注意が必要です。
北海道では「今は大丈夫」が通用しない
ツタによる影響は、1年2年で急に現れるものではありません。だからこそ、「去年も大丈夫だった」という判断がされがちです。
しかし、強風・積雪・寒暖差という北海道特有の条件が重なることで、弱りが一気に表面化することがあります。
倒れてからでは、安全な作業が難しくなるため、早めの判断が重要です。
ツタによるダメージは、すべての木に同じように現れるわけではありません。樹種や生育環境によって、早めの対応が必要な場合があります。
ツタが絡んだ木を放置しても大丈夫か判断するポイントを次の記事で解説しています。
どうぞご覧ください。
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