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針葉樹の芯止めってやっていいの?カラマツやトドマツの樹高を下げる伐採承ります|北海道の空師

更新日:2023年7月30日

ご覧頂きありがとうございます。


北海道の特殊伐採業者「TREESERVICE 空師.ngo」(ツリーサービス ソラシンゴ)です。主に10m以上の高木・大木の伐採をお引き受けしています。



北海道で農家様宅などの広い敷地内に植えられる針葉樹として多いのは、カラマツ、トドマツ、エゾマツ、トウヒなどです。

並べて植えて境界の目印にしたり、防風のために活用されたりすることが多いですね。


北海道の気候にも合っているため、樹高が20m、30m近くになることも珍しくありません。樹高を下げるには、幹を伐って低くする「芯止め」という方法があります。

ただ、すっと幹が長くのびることが特徴の針葉樹は、芯止めしないほうがいいと聞いたことはありませんか?


当社では、針葉樹、広葉樹問わず芯止めする伐採を承っています。この記事では針葉樹を芯止めする際の注意点等をご説明いたします。


針葉樹は主幹をカットしてはいけない?


芯止めというのは、木を残しておきたいが樹高を下げたいときによく選択される方法です。

針葉樹は主幹をカットする芯止めをしない方がいいと言われることがあるのはなぜなのでしょうか?

それは、円錐型のきれいな樹形が乱れてしまうからです。


木というのは幹をカットすると、脇の枝がそれをカバーするように成長します。

広葉樹や、一部の針葉樹(オンコなど)であれば、そのように枝数が増えても問題ないですし、むしろ横に密度を増やして垣根にしたいときなどに最適です。


しかし、大抵の針葉樹の場合、複数の太い幹ができてしまうと大変不格好になります。

いわゆるクリスマスツリーのような円錐形の形が乱れ、頂点が2つできてしまったり、異常に枝が増えて広がってしまったりするのは見た目が悪いですよね。


ですから針葉樹のトップカットはあまりおすすめされないというわけです。お庭の木や、目立つ場所にある木の場合は、安易に主幹をバッサリ落とす方法は避けたほうが良いでしょう。主幹を落とす場合はその後に全体の剪定も行って形を整える必要があります。(ただし樹形を整えるための剪定作業は当社ではお受けしていません)


芯止めすると成長を抑えられる

「芯止め」とは、木の主幹を伐ることです。頂点を伐るので「トップカット」と言ったり、「芯抜き」と言うこともあります。

成長点を伐るので、主幹の成長が止まり、しばらくの間低い樹高を保つことができます。



芯止め前

こちらのお宅でも、10mほどのトドマツの芯止めを行いました。3m程度トップカットをしたのですが、これで周囲への日当たりが随分変わります。

畑やビニールハウスへの日当たり、風通し改善のために、芯止めはとても効果的です。


そして空師は、木の内側から登るためいくらか枝を払いながら上がっていきます。自然と枝透きにもなるのが空師による伐採のメリットでもあります。


芯止め後


芯止めをすると何年持つ?

芯止めをしても脇の枝が伸びてくるのは抑えられませんので、数年後伸びてきたら再度伐ることになる場合がほとんどです。


一度芯止めをしたら何年もつか、というのには樹種や木の年齢、健康状態も関係していて一概には言えません。

樹勢が強い時期に芯止めをすると、他の枝の成長が激しくなり次の年には一回り大きくなるというケースもあります。逆に老化が始まっている木だと、芯止めをきっかけに徐々に元気がなくなっていくというケースもあるわけです。

伐った後の様子を観察して、随時対応していくしかありません。


どちらかといえば、伸ばすだけ伸ばしてから一気に大きく伐るのではなく、こまめに伸びた分を伐る、というようにしていると樹高を維持できますし、木への負担も減らせます。もちろん伐採作業としても楽です。その分、1回あたりの費用も抑えられることになります。



伐りすぎは枯れの原因にも


芯止めのご依頼の際に、注意していただきたい点があります。

それは、いくら大きな木でも伐りすぎると枯れるということです。


大きな幹を伐る「芯止め」は木にとっては大きなダメージです。

それを回復させるためには、しっかり光合成をしてエネルギーチャージする必要があるわけですが、ほとんどの針葉樹は葉のないところまで深く伐ってしまっていると新芽が出ません。

ですから、下枝はある程度残しておかなくてはなりません。「丸坊主」では復活のしようがないのですね。芯止めの量も、全体樹高の3分の1程度までにとどめておくのが一般的です。


そして常緑の針葉樹を伐る場合、真夏は木への負担が大きいのでできれば避けたいところです。春の新芽が伸びる直前か、しっかり伸び切った9月頃がおすすめになります。

(広葉樹、落葉樹の場合は休眠中の冬季間がおすすめです)


芯止め以外の選択肢もあります


頂点はそのままにして下枝を一定の高さまで落とす「枝払い」もよく選ばれる方法です。

枝払いや枝透きをするだけでも風通しや日当たりが確保できるようになります。枝数が減ると、強風によって木が受ける力も減るので、木の揺れや折れのリスクもいくらかは回避できます。

しかし樹高自体は変わりませんので、伸びすぎている木には向いていないでしょう。


また、並べて植えた木が成長して密集しすぎているなら、間引くようにして一部の木を根本まで伐採してしまうという方法もあります。間引くことにより、残った木の健康状態が良くなりますし、周囲への風通しも改善されます。


今後のことを心配したくないというのなら、思い切って全伐採してしまうほうが良いかもしれません。木自体の老化が進んでいて揺れが大きいとか、傾きがひどくなってきたとか、台風や大風での倒木が怖いという場合も全伐採が良いでしょう。


どんな処置が最善かは、樹高や太さ、樹齢、周囲の木々や建物との間隔によりますし、今後の管理を含めその木を残しておくメリット・デメリット等を比較して決定することになります。



空師.ngoは伐るだけなんです



ところで、当社はあくまでも「高木を伐る専門」なので、植木やさんのように樹形を整える作業はほとんどお受けしていません。ごめんなさい!


もちろん、どの枝をどこで伐るかというご指定があればその通りに行います。

芯止めの位置も、基本はご指定どおりの位置で行います。


芯止めをきっかけに枯れてしまった・・・変な形に伸びてしまった・・・という場合も、弊社では補償をすることができません。あくまでも、高所での伐採作業を代行するという形で、決定されるのは施主様であるという契約になります。どうぞご了承ください。


お見積りの際に、十分打ち合わせたいと思いますので、どうぞ遠慮なくご希望をお伝えくださいませ。

きちんとご納得いただいてからの施工となります。よろしくお願いいたします。


 

弊社では、10m以上に育った大きな木をメインに伐採・枝打ちや芯止めを承っています。このブログではこれまで行った様々な伐採事例を紹介中ですので、よろしければご覧くださいね。


お問い合わせ・お見積り依頼はお気軽にどうぞ。道内どこでもお見積りできます。





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