ドイツトウヒの伐採の様子|空師が登って伐ります|北海道

最終更新: 8月26日



今回は18mほどに成長したドイツトウヒの伐採現場をご紹介します。


ドイツトウヒはもみの木の一種で、形の良い針葉樹です。

寒冷地でよく育つので、北海道では防風林として植えられることが多いですが、非常に大きくなる性質があるため管理が必要です。


今回のご依頼内容

今回の現場でドイツトウヒはかなりの大木に成長していました。

ドイツトウヒは針葉樹の中でも根の張りが浅く、台風の際に根からめくりあがることがあります。

この数年、台風が北海道を直撃することも増えてきましたので、ご依頼主様も万が一自宅側に倒れてきては大変と心配されていました。



こちらは非常に広い敷地で、ドイツトウヒのほかにトドマツ、杉が一緒に成長しています。

画像の一番背の高いのがドイツトウヒ。

この写真では2階建て住宅の3倍くらいの高さに見えています。


周りの木も13m前後、ドイツトウヒに追い付くくらいの勢いで、ちょっとした森のようになっています。

この大きく伸びている木たちを一緒に伐採することになりました。

今回は空師仲間とタッグを組んでチームで行います。


ドイツトウヒを空師が伐っていきます

数日に分けた作業の後半戦、いよいよ一番大きなドイツトウヒに弊社の空師三浦が登ることに。

ドイツトウヒは下枝が多く、しかも長く下向きに伸びているのでかなり登りにくい木です。

枝を払いながら少しずつ登っていきます。



まだまだ先は長い・・・と見上げる三浦。



<空師三浦の一言>

この木、松脂がものすごく、ロープが上手く滑らないので作業が思うようにはかどらなかったんです・・・。

樹齢70年以上という巨木です。枝も長く太く成長しています。ひとつずつ確実に落としながら、上へ進みます。

木の先端を落としたときはかなり迫力がありました。


ドーン!!地響きと共にトップが切り落とされました


このあと、地上班がロープで引っ張りながら伐倒方向を調整し、無事根元まで伐ることができました。


このドイツトウヒは18mほどに成長していました。広いお庭ですが、ご依頼主様が心配されていた通り、木の老化に伴い台風などで倒れた場合は建物への被害が怖いところでしたね。

まだ木がしっかりしている時期にご依頼いただいてよかったと思います。





ドイツトウヒの伐採 ビフォーアフター

さて、今回は2本のドイツトウヒを含め合わせて6本、年代物の大きな木を伐採させていただきました。



またブナや柿、アカマツ、クロマツなどご自宅やお隣の住宅と接近している木の枝はらいを高所作業車を使って行いました。


伐採前と伐採後のビフォーアフター写真がこちら。


伐採前・高くそびえるトドマツ、杉、ドイツトウヒ

伐採後

中央にあった木々が丸ごとなくなり、風景がずいぶん変わりましたね。

敷地内に太陽が差し込むようになって明るくなり、奥の山がはっきり見えるようになりました。

残っている木も枝打ちや剪定を済ませてすっきり。



空師三浦のひとこと

作業後にご近所の方も見に来て「とっても良くなったね~」と言ってくださいました。


このたびは本数も樹種も多かったため、ロープワークの空師2名と高所作業車のスタッフとで手分けして行うことでご予算内で効率よく終えることができました。


お隣との境にあるブナの木もかなり大きくなっていますが、今回お隣側をメインに枝打ちしましたので、しばらくはそちらに伸びてご迷惑をかけることもないと思います。

また気になってきましたらどうぞご相談ください。



かなり大きな切り株。ちゃぶ台サイズです。

玉切り、切り株断面の整形などもサービスでさせていただきました。

お庭仕事の合間に切り株に座ってひと休みなんて時にも便利かと思います。


ドイツトウヒは北海道の国有林に多い

「ヨーロッパトウヒ」「オウシュウトウヒ」とも呼ばれるドイツトウヒは、いわゆる北方針葉樹林で自生している木です。

ドイツで19世紀ころ成長が早く丈夫な木として盛んに植林されたという背景があるため、日本では「ドイツトウヒ」という名称が定着していますね。



日本には明治時代に輸入され、大正から昭和初期には気候の合う北海道の鉄道防雪林などとして活用されるようになりました。

そのため現在でも北海道の国有林ではストロープ松やヨーロッパアカマツと共によく見られる木となっています。

木材としては柔らかくそのままでは耐久性が弱いため、主に集成材の原料として使われています。


ドイツトウヒは剪定管理がしにくいので庭木に向かない



ドイツトウヒはいかにも「もみの木」らしい形をしていて、樹形も円すい型にきれいに整う木です。

欧米ではクリスマスツリーの木として知られています。


そのイメージからか、日本の一般家庭でも玄関前や庭先にシンボルツリーとして植えたいという要望も多いようですが、庭木としてはおすすめできません。


ドイツトウヒは自然では30mから50mの樹高になるほどの大木になる性質の木なのです。


根張りを制限するなどすれば10m以下に抑えられるかもしれませんが、よほど広いお庭でなければ管理が難しくなるでしょう。

ドイツトウヒの場合は先端を切って背丈を抑えようとすると、せっかくのきれいな樹形が崩れてしまいます。

樹形を優先させるなら剪定や芯止めして樹高を抑えるのは難しいでしょう。


また比較的根の張りが浅いので強風に弱い木であるのも心配なポイント。

お庭用としては矮性の園芸品種のトウヒがあるそうですよ。

おわりに

この記事では北海道でよく見かけるドイツトウヒの伐採の様子をご紹介しました。

ドイツトウヒは非常に大きくなる木です。


大木になってしまった木を伐りたいときには、ぜひ空師にお声掛けください。

ご予算や周囲の状況に合わせた伐採方法をご提案いたします。


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