防風林トドマツを整備|北海道の特殊伐採

最終更新: 1月7日

北海道には防風林としてトドマツが多く植えられています。

今回はそんなトドマツのうち倒木の危険性がある傾いたものを伐採しました。


今回のご依頼内容



個人様宅の広い敷地で防風林になっているトドマツのうち、傾いているものを伐採することになりました。

敷地の境界に30本前後のトドマツが植えられています。いずれも高さは20mくらい。


道路側へ傾いたもの1本、さらに境界の向こうの畑側へかなり傾いたもの1本を優先して伐採してほしいとのご依頼でした。

特にすぐ脇を走る道路は交通量の多い国道なので、万が一倒木することになればかなり危険です。

早めに対処が必要ですね。


さらに防風林の足元から道路側へはみ出して枝を伸ばしているギンドロ数本の伐採も行います。


作業の様子


空師が登木中、手前のギンドロをカットします
空師が登木中、手前のギンドロをカットします

道路側のトドマツに空師が登っている間に、地上から伐採できるギンドロを地上班でカットしました。

トドマツは空師三浦が一番手掛けている木でもあるため、少々の傾きがあってもするすると登っていきます。

枝数は多いものの、その後の作業も思ったより順調。


ただし道路が近いため足元に確実に落とせるよう、空師が傾きと風向きの計算をして切込み、地上班がコントロールラインでサポートします。



この木はかなり早いペースで伐採が進み、途中で様子を見に来たご依頼主さまも「もう切っちゃったの」と驚いておられました。

トップカットのシーンを撮影したかったそうですが、一足早く落としてしまったところでした。


しかし難関はこれから。

2本目のトドマツは、傾きが大きいので空師が登る際にも普段より注意が必要。

さらにこの木は敷地の境界近くに生えているため、伐った部分を落とせる場所が限られます。

できればお隣に迷惑をかけないよう、敷地内に落とせるようにしたいところです。


ところが敷地の境界線あたりには用水路用と思われる深めのくぼみがあります。地上班の動けるスペースがほとんどありません。


真横に引っ張ります
真横に引っ張ります

相談の末、今回はほぼ真横に落とすことになりました。それならぎりぎり境界線際になります。

ただしそれには90度にラインを引っ張らなくてはなりません。

地上班2人で目いっぱいコントロールラインを引っ張ります。


これでなんとか敷地内に落下させることができました。


無事、敷地内に落下です
無事、敷地内に落下です

と言っても、用水路のくぼみに落ちた幹はその場で細かく刻み、上へ引き上げなくてはなりません。これがかなりの重労働・・・。

この日は気温も高く、小雨の後で湿度も上がっていたため、地上班にはこれが一番きつかったようです。




それでもなんとかすべて敷地内に片付け、作業完了。

伐った幹もご希望の大きさに玉切りし、きれいに並べました。

ご依頼主さまも喜んでくださってなによりです。


地上班・営業担当伊藤より

こちらは春先に営業でお伺いし、ご案内のみさせていただいたお宅でした。

後からわかったことですが、このときはまだ引っ越してこられたばかりだったようです。


その後何度か近くを通った際に、なんだか木の傾きが大きくなっているように見えましたので気になってしまい、再度訪問しました。

すると、ちょうど施主様も連絡をしようと考えておられたとのこと。


実は今年北海道に移住してこられ、敷地が広すぎて何から手を付けていいかわからない状態だったそうです。

「空師さんが声をかけてくださり、傾いているのを気づかせてもらってよかった」と言ってくださいました。

僕も神奈川からの移住者でもあるので、施主様とは共通の話題で盛り上がってしまいました。


こんなとき、この仕事が人の役に立つ仕事だと実感できます。嬉しいですね。


今回はタイミングが合ったようで本当に良かったです。

残りの防風林や敷地内の木々は、冬の雪や風の様子を確認してから、状況に応じて高さを抑えるか、間引くかするなどして管理されると良いと思います。


今後も高木の管理でお困りの際は、ぜひ弊社にお手伝いさせてください。

この度はご依頼ありがとうございました。


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