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北海道の空師三浦、室蘭民報掲載の裏話

更新日:2022年2月2日

北海道の特殊伐採チーム「TREESERVICE空師.ngo(ツリーサービス ソラシンゴ)」です。主に10m以上の高木・大木の伐採をお引き受けしています。



ホームページでちらりとご紹介していますが、弊社の空師・三浦は新聞記事に載ったことがあります。


室蘭民報という地元紙ですが、「特殊伐採とはこんな仕事」「空師と呼ぶのはなぜ」「どんな需要があるの」など、はじめての人が知りたいことをぎゅっとまとめてあり、とてもわかりやすい記事になっていますので、改めてご紹介したいと思います。


室蘭民報の取材記事



室蘭民報に載せていただいたのは、2018年3月15日の朝刊です。


 

2018年3月15日 室蘭民報 朝刊

■ 伊達にロープ駆使した特殊伐採の専門家“空師”が注目


 

この記事が、非常にわかりやすい内容でした。

まずは見出し。



この仕事の特徴とメリットが短い言葉で表現されています。


そしてこの記事で特にありがたく思ったのが冒頭文。


”住宅の軒先や電線に近い道路脇など、周りにまとまった空間がなく重機が使えない狭い場所で高い樹木を倒さずにロープでつるして切り出す「特殊伐採」の専門家が伊達市内にいる。

空に近い場所で仕事をすることから「空師」とも呼ばれる。

西胆振で近年多発する風水害への備えにも役立つ技術として、注目を集めている。”



特殊伐採が重機の入れない場所で活躍できること、空師という名前の由来、自然災害の対策としても有効であることなど、はじめてこの仕事を知る人に知ってもらいたいことがコンパクトにまとまっています。


続く内容でも「空師」の歴史が浅い北海道で、道民の皆さんにもっと認知してもらいたいという空師・三浦の想いをしっかり汲み取って記事にしてくれました。


空師・三浦の経歴についてはこんな風にまとめていただいています。

「豊浦林業(豊浦町大岸、大谷正代表取締役)に勤務する三浦真悟さん(39)。</br>本道を襲った2016年(平成28年)の台風で、倒木の処理業務が舞い込んだのをきっかけに、特殊伐採の技術を知った。」


実は取材時の三浦は独立前。豊浦林業に所属しているときでした。


「特徴は、レスキューやクライミング用に使われているロープを使った作業にある。

木や枝を切ってもすぐに倒れたり、落ちたりしないようロープを掛け、対象の木や周りの木に支点を確保してから、チェーンソーやのこぎりで切り、ロープを使って運び出す。

三浦さんは研修会などに参加し、ロープワークや作業方法、ロープ高所作業の資格などを独学で習得した。」


<空師・三浦のコメント>

そうなんです、林業の仕事にはずっと携わっていましたが、当時空師の技術はあくまで個人で磨かなくてはいけない状況だったので、いわゆる「独学」で頑張りました!

その後会社では「特殊伐採部門」を設置してくれて、豊浦林業として多くの現場に入らせてもらったおかげで自信をつけることができた面もあります。


もうあれから2年も経つんですね。

あのときは室蘭民報の記者・野村さんが伊達市の現場に取材に来てくださり、まずはインタビュー。

この仕事を始めたきっかけ、どんなところが「特殊」な伐採法なのか、などいろいろと詳しく聞き取ってくれました。

モレスキン風のノート、的確な質問をしてはさっとペンを走らせてメモをとる、「ザ・新聞記者」!

作業中も時々道具や使い方について質問をしながら、ずっと見ていてくれました。


記事が出来上がって新聞になったときは、なんだか不思議な気持ち。

あの短い取材で見事にまとめてくださっていて、さすがプロですね。

野村さん、ありがとうございました。



室蘭民報とは

室蘭民報は胆振地方ではかなり歴史のある新聞社です。

太平洋戦争直後の昭和20年からスタートし、地方紙でありながらいまだに朝刊も夕刊も発行し続けているという、地元で愛される新聞。


しかもルーツは明治35(1902)年創刊「室蘭時報」にあるとのこと。

当時から室蘭は北海道の中でも鉄鋼の町として繁栄していましたし、隣の伊達は温暖な気候で農業に適し、噴火湾での漁業も盛んな地域です。

この豊かな胆振地方で、地元に密着した情報を届ける新聞が必要とされていたのもよくわかります。


そしてそれが現代にも引き継がれているのがすごいところ。

「北海道新聞」を読む道民が多い中で、胆振地方だけは「室蘭民報」の購読率がものすごく高いのです。


後日談~ラジオにもテレビにも出ちゃいました

取材を受けた時は空師・三浦は伊達に住んでいました。

このとき室蘭民報の記事で取り上げてもらったことが、次のメディア取材のきっかけになったんです。


まず、この記事が出た週に、HBCラジオの「朝刊さくらい」(月-金 午前6時30分~午前9時)という番組で取り上げられました。

この番組は、フリーアナウンサーの桜井さんのおもしろいトークで最新のニュースがわかり、様々な企画もあったりと北海道民の好きなラジオ番組としてはトップに入る人気番組!


その後、このラジオを聞いたテレビ局の方から、テレビ取材のオファーが届きました。

その時の番組録画がこちら。





新聞、ラジオ、テレビで取り上げられたことで、「新聞で見ました」「番組で知りました」という一般の方からの伐採依頼が増えました。

どれもほんの短い内容なのですが、やっぱりメディアを通じての認知度の広がりってすごいですね。


 

<空師・三浦のコメント>

実はその後、全国放送の「和風○○家」の担当者からの連絡があったりもしたのですが、さすがにそれは恥ずかしい!身の丈に合ってない!なんて思ってしまい、お断りを・・・。

今思えばもったいなかったなあ。

あれから自分もいろんな意味で成長していると思うので、またどちらかで取材してもらえるとしたら大歓迎です・・・!


メディアに取り上げていただいていろいろな業界の方とお話しすることで思わぬ繋がりができたり、客観的な意見や感想を聞けたりしてヒントがもらえたりと、目に見えないメリットもありますね。


 

まとめ

この記事では過去に室蘭民報に掲載された記事について改めてご紹介しました。


現在、空師・三浦は独立し「空師.ngo」(ソラシンゴと読みます)という会社を作って依頼をお受けしています。

現場作業の様子は今後もこのブログでお伝えしていく予定です。


お問い合わせ、伐採のご相談はいつでも承りますのでメールやお電話でお気軽にご連絡ください。



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