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恵庭市の住宅街でトウヒを伐採|安全対策もばっちり(個人用保護具のすすめ)



住宅に囲まれた狭いスペースで11mのトウヒを伐採した作業をご紹介します。


今回のご依頼

恵庭市の住宅密集地でご依頼をいただきました。

裏庭にあるトウヒがあっという間に大きくなってしまい、カラスの巣も作られるようになってしまったそうです。

それを取り除いたところ、カラスの攻撃を受けるように。

四方を住宅に囲まれる位置に生えており、近隣の方々への危険も及ぶことから、今回根本までの伐採をご希望でした。


作業の様子


11mの木というと空師が扱う木々の中ではコンパクトサイズですが、それでも2階建て住宅の屋根は超える高さです。

住宅のお庭にある木としてはかなり大きいですよね。この5年位で急に大きくなったということでした。

トウヒはまっすぐ伸びる常緑樹で、いわゆるクリスマスツリーのかたち。シンボルツリーのように育てることもできますが、下枝が混むと風通しが悪くなるので定期的な剪定が必要。住宅街であまり大きくなりすぎると管理が大変ですね。


空師が登りながら下枝を伐っていきます。ただし今回はスペースが狭いため、切った枝はすべてリギングロープを使った伐採としました。落下位置をコントロールし、隣接する住宅の壁を傷つけないように注意します。


風が強い日でもあったので、いつものダイナミックな伐採とは異なる繊細な作業が必要でした。流石にこの狭いスペースでトップカットの際は緊張しましたが、チームの息がぴったりだったので大成功!



ビフォーアフターです。

高くそびえていたトウヒがなくなりました。これでカラスの巣対策も万全です。


見学時の安全対策のすすめ

ちなみに、今回のご依頼者様は安全意識の非常に高い方で、とても助かりました!「個人用保護具」を着用して見ていてくださったんです。

ご依頼者様が作業時に立ち会ってくださることは珍しくないですし、見学も大歓迎なのですが、様々なリスクもあるため私どもとしては少し神経を使うシーンがよくあります。 「あっ、そこに立っていると伐った枝葉がぶつかるかも」「木の粉がかかってしまうけど大丈夫かな」「あれっ、見学者さんは今どこにいるかな?!」といった具合・・・

しかしこちらのご主人は見学の際にヘルメット、安全メガネ、目立つ色のトレーナーを着用されていました。こういった服装は「当人の身体の保護」と「周囲からの高視認性」につながるので、お持ちであればぜひ着用をおすすめします。ちょっと見るだけのときでも、安心感が違いますよ。


左から安全ベスト、保護メガネ、ヘルメットと手袋

作業時には離れていても風で木くずや枝葉が飛びますので、ヘルメットと安全メガネをしていれば安心です。 さらに目立つ色の服を着てくださると助かります。現場作業員が使うような安全ベストでもいいですし、また赤や黄色、ピンクなど目立つ色の服でもいいです。近づきすぎないことが大前提ですが、目立つ服を着てくださっていればこちらからも場所がわかりやすく、危険回避につながります。


さらに、画像にはないですが耳栓の着用もおすすめです。チェーンソーを使う際は伐採の音量も大きいので、耳を痛める恐れがあります。わたしたち空師チームももちろん耳栓やヘッドホンで耳を保護しています。ちなみに耳栓をしていても会話はほぼ聞こえるので、話しかけてくださって大丈夫です。


まとめ

住宅に挟まれたお庭で高く伸びたトウヒを伐採しました。高所作業車が入れない場所であったため、空師の技術を駆使して無事に完了です。

これでカラスの被害もなくなり安心できますね。安全対策もとってくださり助かりました。この度はご依頼ありがとうございました!

 

弊社では、10m以上に育った大きな木をメインに伐採・枝打ちや芯止めを承っています。このブログではこれまで行った様々な伐採事例を紹介中ですので、よろしければご覧くださいね。

お問い合わせ・お見積り依頼はお気軽にどうぞ。道内どこでもお見積りできます。

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