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北海道の特殊伐採チーム「TREESERVICE空師.ngo(ツリーサービス ソラシンゴ)」です。主に10m以上の高木・大木の伐採をお引き受けしています。
住宅に大接近した庭木を特殊伐採で整理しました。現場の様子をご紹介します。
今回の依頼内容
現地は北海道千歳市、自然あふれる素敵な住宅街にあるお宅です。
このあたりは大きな家が立ち並び、どのお宅にも素敵な庭木が数多く生えている印象。別荘として使われているお宅が多い地域です。
こちらも森の中のように木々に囲まれた住宅ですが、少し茂りすぎてうっそうとしてしまっており、日が入るように木を整理してあげる必要があります。
しかしあまりにも家に接近した木があるため、通常の伐採方法では難しいということで、空師三浦がお手伝いすることになりました。苫小牧の作田造園さんと一緒に作業させていただきます。
施工の工夫
今回難しかったのは、家につながる電話線や電気の引き込み線の間を縫うように庭木が成長していたこと。
庭木を家のそばに植える場合は、木の伸び方を見ながらこまめに剪定をしないといけません。
しかし別荘などでは人の出入りがない期間があったりしますから、管理できない間に茂りすぎたり、意図しない方向に大きくなってしまうこともあります。
なんと建物と木の距離が1mに満たないほど近いものもありました。
これでは普通に根元から倒したのでは、壁や屋根に傷をつけてしまいます。
電線にひっかけないように細心の注意も必要。
だから空師の出番なんです。
といっても、空師にとってもこの状況は簡単ではありません。
住宅二階の屋根に腰かけて伐採するしかないほど近い枝もありました。
伐った枝を下ろすときも気を使います。
このお庭、施主様の要望でモミジやカエデの木など残しておきたい木がありますので、それを傷めないように注意が必要です。
画像にも少し写り込んでいますが。特に細いモミジはなかなか風流な姿。
多分「ノムラモミジ」と思われる年中赤い葉のモミジですが、これはお庭の風景に残したい木ですよね。でも径が小さいだけに間違って折ってしまっては大変です。
それでかなり狭いスペースでしたがこちら側の木の伐倒方向を調整しながら作業。
少し大変でしたが、無事完了できました。
作業後
家の周りの木を何本か伐採すると、ずいぶんすっきりしました。
残りの木は作田造園さんが調整されます。
せっかくの別荘なのですから、お庭で大勢のバーベキューができるくらいのスペースを確保したり、木々の間を安全にお散歩できるようにしたりするのもいいですね!
空師三浦のひとこと
空師が伐採中、作田造園さんが下で片付けをしてくださいました。
上から見ていてびっくりするほど手際が良かったのが印象的です。
こちらの作業とタイミングを合わせてさっと片付けてくれて、現場が常に整理された状態なんです。さすが、造園屋さんですね。
僕は木に登るのは得意ですが、庭木の剪定にはあまり詳しくありません。
剪定しながら切っていく必要がある木のときは、どの枝を切るのがベストなのか迷ってしまいます。
そんなときは庭木のお手入れに熟練した造園屋さんに教えてもらいながら切っています。
作田造園さんともまた機会があればぜひ一緒にお仕事をさせてもらい、教えていただきたいです。
丸茂商店は地元の頼れるチェーンソー屋さん
今回のお仕事は、空師三浦の地元の北海道苫小牧市にある丸茂(まるも)商店さんからの紹介でした。
丸茂商店は道内では数少ないスチールチェーンソーを取り扱うお店です。
ほかにも園芸や木工、林業に使う様々な機械を置いています。
今はどんな機械もインターネットで注文できますが、「こんな切り方をしたいんだけど」とか「この機種のクセを知りたい」などなど、相談をしながら決められるのが専門店の強みですね。
特に新しい道具を検討しているときは、地元の信頼できるお店で触らせてもらう方がいいです。
特殊伐採作業に必須のチェーンソーは、意外とデリケート。
しかも空師のような使い方では過酷な状況が多いため、どうしてもエンジンのトラブルが起きやすいです。
もちろん自分でもメンテナンスを心がけますが、困ったときに頼れるのは丸茂商店さん!
いつもお世話になっています。
丸茂商店さんが紹介してくれた作田造園さんとのご縁にも感謝です。
丸茂商店
〒053-0025 北海道苫小牧市本町2丁目6−12 電話:0144-32-2090
おわりに
この記事では、家の壁や電線の間に伸びた庭木を伐採した事例をご紹介しました。
建物に接近しすぎた木を伐りたい、また短くしたいとき、
ほかにも背が高くなりすぎてしまって、はしごでは剪定が難しい庭木の枝下し、頭打ちなど、ぜひ空師にお任せください。
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