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北海道の特殊伐採業者「TREESERVICE 空師.ngo」(ツリーサービス ソラシンゴ)です。主に10m以上の高木・大木の伐採をお引き受けしています。
この記事では、洞爺湖町にて店舗そばのポプラの木を伐った様子をご紹介します。
洞爺湖が一望できる場所にある、ログハウスの宿泊施設からのご依頼です。敷地内にある石窯焼きパンが食べられるカフェの建物脇に、大きなポプラがありました。
以前に他の業者さんに依頼し一度芯止めで樹高を下げたポプラとのこと。再び伸びてきたので、もう少し低くしたいということでした。
ポプラは根が浅いので強風に注意
ポプラとはヤマナラシ属の木々の総称ですが、多くの場合はセイヨウハコヤナギを指すのに使われます。
セイヨウハコヤナギは「ほうきを逆さにしたような形」と言われたりする、特徴的な樹形。
北海道らしさがあって好きな方も多いのではないでしょうか。
ポプラの幹は真っすぐ伸びてとても太くなり、中には直径が3mにまでなるものがあります。そのため見た目にはとても安定感があるのですが、実は根が浅く強風に弱いという特徴があります。寿命が近づくと一層倒れやすくなってしまうので台風や大風には注意が必要。
北海道大学の見事なポプラ並木も2004年の台風で半分程度が倒伏してしまって、その惨状は大々的に報道されましたね。
ですからポプラがあまり高くなりすぎないように、こちらの施主様のように定期的にカットするのは良い対策だと言えます。
作業の様子
さて、こちらのポプラも典型的な樹形で枝数が多い!幹から上に向かってたくさんの枝が生えています。これを1本ずつ伐っていくところから始まります。
葉が展開する前の時期だったのでまだ作業がしやすかったです。
建物がとても近いので、慎重に枝を伐り落としていきます。1本1本は手でつかめるくらいの細さです。落とす位置を考えながら丁寧に行いました。
さらに幹部分も数メートル切り下げます。このときは建物側に落下しないようにロープをかけ、地上スタッフが引いてコントロールします。いつもの手順ながら、これだけ建物が近いと緊張しますね・・・。
無事に完了です。随分スッキリしたポプラの木。
ポプラは非常に成長が早いことでも有名です。今後再び枝を多数伸ばしてくれることと思います。秋の紅葉も楽しみですね。
穴場的スポットのこの宿泊施設。景色が良いことと食事が評判良く、自然の中でゆっくりしたい人に人気があります。実は作業後、店内で美味しいカレーをごちそうになってしまいました。ありがとうございました!
まとめ
建物近くに生えるポプラの樹高を下げる伐採作業の様子をご紹介しました。
根が浅いポプラは台風に弱いため、特に住宅の近くではこまめな維持管理が必要です。
また必要な際は空師チームにご依頼お待ちしております。
弊社では、10m以上に育った大きな木をメインに伐採・枝打ちや芯止めを承っています。このブログではこれまで行った様々な伐採事例を紹介中ですので、よろしければご覧くださいね。
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